夢の続き
いつからだろう
夢を見なくなったのは
夢を見る暇もないくらい
一日一日を使い果たしている
知識を得るために本を読み、そしてPCを開く
歴史を知りたい
経済を知りたい
政治を知りたい
どのようにして不正が行われ
世界の多くの人々が消耗されるのかを知りたい
一部の人たちが計画的に世界中の富を収奪してきた歴史を読みとき
私は疲れ果てて眠る
真実を知りたいと思うばかりに
だからと言って一体どれだけのことがわかったというのだろうか
知ったつもりになって騒いでいるだけなのかもしれない
正義感が強い
そんなことを言わることがある
政治家になればいいじゃない
軽口を言われることもある
日本のことを一番に考えることを
国益重視という
日本のことを大切に思うことを
愛国心という
当たり前のことだと思うけれど
思ったことも考えたこともないという人が圧倒的だ
でも最近はそれでもいいと思うようになった
それが普通でいい
多分我々の国は困っていないのだ
細かく分析すれば問題だらけだと思うけれど
世界一多くの債権を所有している国であり
世界で第三位の経済大国でもある
これは事実だ
すべてを受け入れるということは
自由になることだと思う
もうそろそろ良いも悪いも考えず
ただありのままを受け入れて
正犯を下すことなど止めて
本来の自分に戻って
時間を忘れてしまうくらい没頭できる
自分にとって楽しいことをこれからはしたい
世界を知りたい
196の国には何があってどんな歴史があってどんな人がいるんだろう
私は世界を知らない
世界を丸ごとつかんだという感覚がまるでない
俯瞰して見たこともない
世界とは地球だ
地球に住んでいながら地球のことをまるで知らない
そもそも日本にいながら日本のことだって
知らないに等しい
一部は知っていても全体を知らない
伊能忠敬は思考ではなく実体験として日本列島の形を知った人だと思う
生きているうちに一体どれだけの国に
どれだけの人に出会うことができるのだろう
そしてなんのために生まれてきたのか
どうして自分なのか
なぜ両親のもとに生まれてきたのか
この性質は一体どこから来たのか
この人体の設計図をだれかどうやって作ったのか
意識はどこからくるのか
宇宙の果ては一体どうなっているのか
私がここにいるということをどうやって証明することができるのか
自分の目を通してこの世界を見ているけれど
自分の目を通さない世界は一体どんなふうなのか
見えないものが存在しているかもしれな
そうだ考えることをわすれていたんだ
仕事とネットに時間を費やし
知識を得ることばかりを考えていた
不思議におもうことを
何もしないでいることを
感じるだけの時間を
私は失っていた
ただ夢はひっそりと私の近くにいて
私が気がつくのを待っていてくいれたのかもしれない
夢の続きを見るため
私は目をつぶり
時間をわすれる