2022-01-01から1年間の記事一覧
金曜日いつもの店に18時でいいかい 18時ね、了解です 仕事を17時に終えて地下鉄に乗り30分前に店の前に着く ドトールコーヒーに入り時間を潰して約束した店へ向かった 本日は高橋様からの予約をお受けいたしておりません 私はその場で彼にメールして…
youtu.be 小学校の時に 肌が透けるように白くて背が高くて利発な女の子がいた 彼女はちょっと乱暴なところもあったけれど それは弱い者いじめをする悪い男子に対してだけ彼女は子役モデルをしていた 子供服の雑誌や商品のポスター コマーシャルにもたまに出…
youtu.be 何年前だろう、もうかれこれ15年くらい前になるのかな。 初めてNYに行ったときのこと、何もかもが最も安い2月に行った。 特にNYが好きだから行ったわけでもなく、仕事で行ったわけでもない。 いつかもっと詳しく話したいとおもうけれど、NY…
youtu.be いつからだろう 夢を見なくなったのは 夢を見る暇もないくらい 一日一日を使い果たしている 知識を得るために本を読み、そしてPCを開く 歴史を知りたい 経済を知りたい 政治を知りたい どのようにして不正が行われ 世界の多くの人々が消耗される…
youtu.be 若さって唐突さってことかもね。 彼なりに計画していたのだと思うけれど。 お誕生日だからってバイト先のお好み焼き屋さんに連れて行かれた。 パルコに入っていたちょっとモダンなお店だった。 彼は飲み過ぎるほど飲んでいた。 自分を潰すために飲…
youtu.be 明日は明日の風が吹くなんて思って生きていた。 ただ与えられた毎日を繰り返し生きることが生きることと思っていた、あの頃は。 傷つくという言葉を知らなかったし、人を傷つけるなんてことも考えることもなかった。 だから友達の彼女とデートして…
youtu.be 東京で会おうよ。 彼は明るく輝くように言う。 赤いアロハシャツは彼に良く似合っていた。 思えば彼は美しい人だった。 心も体も。 白いバミューダパンツに焼けた上半身がたくましくもあった。 遊びが目的の中で彼だけが真面目だった。 何故か彼は…
三年前の春ごろだった。 多分春だったと思う。 忘れたい訳ではないけれど、ちょっとした哀しみだった。 彼はレストランを予約して、私を食事に誘った。 隠れ家みたいなお店で、学習院初等科が近くにあった。 迷路の様な廊下があって調理場の前を通ったり、階…